第100話.忘れ物をしちゃダメ?

 

 

家族大好き♥ママのブログにようこそ!

家庭コミュニケーションのスペシャリスト 媛乃 陽奈です。

このブログでは、家族大好きなママがダメだししがちなテーマを題材に、

わたしの経験に基づくフィクションを交えながら、

×をつけていたものに花丸をつけることで、

家庭のコミュニケーションを充実させる視点をお届けします。

 

今回のテーマは、「忘れ物をしちゃダメ?」。

子どもが忘れ物をして、

イラッとすることありますよね?

 

はじめての方は はじめに もあわせてお読みください♪

 

*****

 

ママの長女ちゃんと、次女ちゃんの小学校の授業参観日のこと。

ママは、まず次女ちゃんのクラスを観に行きました。

すると、次女ちゃんは教科書を忘れたことに気づき、

先生に貸してもらっていました。

それを見たママは、

「授業参観日ぐらい、忘れ物がないように準備しなよ!」

と思ったのでした。

 

ママは、家に帰ってから、次女ちゃんに注意をしました。

 

 


ママ

くるりちゃん、今日の授業参観、姿勢良く先生の話をよく聞けていたね。

そこはとってもすばらしかったけどね、教科書忘れてたでしょ?

前の日にちゃんと準備をしたの?

 

次女

ちゃんと準備したつもりだったけど、忘れちゃったの。

でも、先生に借りられたから、困らなかったよ。

 


ママ

確かにそうなんだけどね、

忘れ物しないように、ちゃんと準備しようよ。

 

次女
はーい!

でもね、昨日ちゃんと準備したのに、

教科書どこかにいっちゃったんだよ。

 


ママ

だったら、教科書がどこにあるか探そうよ!

ランドセルの中にあるんじゃないの?

 

次女
えー!

ちゃんとみたけどなかったんだもん。

教科書どこかにいっちゃったんだよ。

 

 

ママと次女ちゃんは教科書を探しました。

教科書はランドセルの中にありました。

 

 


ママ

もう!教科書ちゃんと持っていたんだから、

忘れたと判断する前に、もっとよく探しなよ。

 

次女

探したんだけど、なかったんだもん!

ちゃんと前の日に準備して、

忘れてなかったからいいでしょ?

 


ママ

「忘れました!」と言って教科書借りたんだから

持って行っても、忘れたのと同じでしょ!

 

次女

だけど、ちゃんと謝って、お礼を言って借りたんだから、

そんなに怒らなくてもいいでしょ?

 


ママ

もう!ちゃんと反省したの?

忘れ物しないように、明日の準備してよ!

 

 

そう言ってママは夕ご飯の片付けをはじました。

ママの中ではもんもんとしています。

次女ちゃんはぶつぶつ言いながら明日の準備をしています

 

***

 

子どもが忘れ物をして、

イラッとすることありますよね?

 

『あれほど「ちゃんと準備しなさい!」って言ったのに!』

「なんでこんな日に忘れるの!」

・・・

そう思うときありますよね!

 

ママは、授業参観の時ぐらい、

準備をしっかりしてもらいたかったみたいなんですが、

普段の学校生活の様子を見てもらうのが授業参観だとすれば、

授業参観のときだからといって、

特別に準備をしっかりしてほしいとか、

うまく発表して欲しいとか、

親の都合のいいように、普段以上のことを期待するのは親の勝手ですよね?

 

そう言われても、ついつい期待しちゃって、

イラッとしてしまうものです。

 

そういうときは、

×をつけている「忘れ物をすること」に、💮をつけましょう!

 

子どもが忘れ物をすることにも

デメリットと同じだけメリットがあるんですよ。

 

デメリットと同じだけメリットがあることを確認する方法はとっても簡単!

お子さんが忘れ物をした、その具体的な瞬間に行ってください。

そして、お子さんが忘れ物をしたからこそ、

できたこと、しなかったことをしっかりとみてください。

それは、その瞬間に行ったあなたなら、しっかりとみえますよ。

 

例えば、先ほどのママの例では、

次女ちゃんが、机の中を探して忘れたことに気づき、先生に教科書を借りている、その瞬間に行って、

教科書を忘れたからこそ、できたこと、しなくて済んだことを見るのです。

 

***

 

ママは左手ちゃんの力を借りながら、

次女ちゃんが、教科書を忘れたからこそ、

できたこと、しなくてすんだことを見ることにしました。

 

 


左手ちゃん
やぁママ!

今日は授業参観で教科書を忘れた次女ちゃんについての見方を整理するよ。

じゃあ、さっそく行くよ!

次女ちゃんが、教科書を忘れた、その瞬間に行って!

次女ちゃんが、教科書を忘れたからこそ、

次女ちゃんができたこと、しなくてすんだことは何?

 


ママ

うーん。

すぐに先生に教科書を借りに行った。

だけど、これはメリットかなぁ?

教科書を忘れなきゃ、やらなくてよかったことだけど、

積極的にやりたいことではなく、

やらずに済むならやりたくないことだからなぁ。

あ、でもそれで、緊張はほぐれたかも。

 


左手ちゃん

それはどういうこと?

 


ママ

たくさんの大人にみられているから、

少し緊張していたみたいなんだけど、

忘れ物をしたことに気づいて、

先生に教科書を借りに前に出て行ったから、

なんというか、ある意味開き直ったというか。

いいところを見せようとする感じがなくなったかな。

 


左手ちゃん
それは、自分をよく見せようとするのをやめて、

ありのままの自分でいいと思えたということ?

 


ママ

うん、そう。

わりとリラックスして、授業を受けていたからね。

こっちもリラックスるしてみることができたよ。

 


左手ちゃん
じゃあ、次女ちゃんは、リラックスして授業を受けることができて、

いつも通りの次女ちゃんをママに見てもらうことができたんだね。

 


ママ

うん、それはそうだね。

ほかのメリットは・・・。

これは、わたしのメリットなんだけど、

忘れ物をしても、教科書をちゃんと貸してもらえることが確認できた。

次女はわりと忘れ物をしているみたいだけど、

その度に「どうしているのかな?」と心配していたんだよね。

でも、教科書忘れたときは貸してもらえるんだ!と知ったから、

ちょっと安心したよ。

 


左手ちゃん
そう、それはママにとって、大きなメリットだね。

ママは忘れ物をして大丈夫と思ったら、

今までよりも忘れ物をすることに対して寛大になるんじゃない?

 


ママ

いや、そうでもないなぁ。

さっき、次女に忘れ物について注意したからね。

「忘れ物をするのを放っておくと将来困るんじゃないか?」

って思っているんだよね。

もしかしたら単に、忘れ物をしないように指導できない

親力のない自分が嫌なのかもしれないけど・・・。

 


左手ちゃん

ふーん、そうか。

忘れ物をすることに関して、いろいろな幻想が混じってそうだね。

ママは例えば、忘れ物をするのを放っておくと将来どんなことで困ると思うの?

 


ママ

具体的に何に困るかまでははっきりしてないんだよね。

なんとなく、ぽわーんと困るんじゃないかなぁと思っている。

 


左手ちゃん
そうか。

じゃあね、ママは大人になってから忘れ物をして困ったことはあるの?

 


ママ
そりゃあるよ。

待ち合わせの場所の地図を忘れて、

待ち合わせをすっぽかしちゃったとか、

お財布を忘れちゃって、同僚に借りたとか。

数限りなくいっぱいあるね。

 


左手ちゃん
それらって、本当に困ったの?

 


ママ

「本当に?」って言われると、どうかなぁ・・・。

周りの人にいろいろ迷惑はかけたけど、

なんとかなっているかな。

だからこそ、今こうして生きているからね。

 


左手ちゃん
そうだとしたら、

「忘れ物をするのを放っておくと将来困るんじゃないか?」

って、心配する必要ないんじゃないの?

忘れ物をしたとしても何とかなることばっかりなんだから。

 


ママ

まぁ、確かにそうだね。そうだわ!

 


左手ちゃん

じゃあ今度は、

「忘れ物をしないように指導できない親力のない自分が嫌」

についてだね。

誰にそう思われるのが嫌なの?

 


ママ

うーん。具体的に誰っていうのはないな。

しいて言えば、世間かなぁ。

 


左手ちゃん
世間かぁ。もやってしているね。

世間には

ママのことを親力があるなぁと思っている人もいれば、

親力ないなぁと思っている人もいるんだよ。

親力ないなぁと思う人をなくすのは無理だよ。

なんで、そんなに世間の目を気にするの?

 


ママ

なんでだろうな~。

 


左手ちゃん

例えば、大人になったママが忘れ物をしたときに、

いちいち

「どんな育てられ方をしたんだ!」

って世間は思うと思うの?

 


ママ

いや、思わない。大人だからね。

でも子どもはそうはいかない。

わたしの責任になるでしょ?

 


左手ちゃん

ママは、そう思うんだね。

ママは自分が忘れ物をしたときに、自分の責任になるけど、

そこまで嫌な感じにはならないでしょ?

なんで次女ちゃんだと、それがママの責任になることで、そんなに嫌なの?

 


ママ

親であることに、過剰な期待をしているからかなぁ。

親の責任は重いんだよね。

 


左手ちゃん

誰かに重たい責任を背負えって言われたの?

重たい責任を背負っていると、何かいいことあるの?

 


ママ

いいことかぁ・・・。

自分で自分の首を絞めて、苦しいことばっかりなんだけどなぁ。

でも、責任があると思っているから、家族と一緒にいられるかも。

 


左手ちゃん

え?じゃあ、責任がなかったら、家族と一緒にいないの?

 


ママ

だって、うまくいかないことばっかりで、

いっそ逃げ出したいと思う時だってあるもん。

でも、責任があると思うから、逃げないでいるのかも。

 


左手ちゃん

そうか。

そもそもうまくいかないと思うのはどんな時?

過剰な期待をしているときじゃないの?

 


ママ
まぁ、そうだね。

 


左手ちゃん

じゃあ、ママが親であることの重たい責任を背負わなければ、

家族のあり方に過剰な期待なんてしないから、

うまくいかないと感じなくなるんじゃない?

 


ママ

うーん、意味がよくわからない。

 


左手ちゃん

ママはね、もしかしたら、

重たい責任を背負っていなければ、

家族と一緒にいられなくなっちゃうんじゃないか、

家族を放って逃げ出すんじゃないかと思っているかもしれないけどね、

重たい責任を背負っていようと、いまいと、

そうなるときにはそうなるんだよね。

それでね、よく見ると、

重たい責任を背負っているからこそ、

逃げ出したくなる状況を作っていることだってあるんだよ。

重たい責任を背負っていると、

ついつい、家族の在り方に過剰な期待をしちゃうでしょ?

そして、期待と現実との乖離に「うまくいっていない!」と思うわけだから。

だからね、重たい責任を背負っていたかったら、いればいいけど、

家族と一緒にいたいから、重たい責任を背負い続ける必要はないんだよ。

ただ、家族と一緒にいるために、できることを考えて、行動するだけでいいんだ。

 


ママ
そうか。確かにそうかも!

なんか、視界が明るくなったよ!

 


左手ちゃん

じゃあ、話を元に戻すよ。

次女ちゃんが、教科書を忘れた、その瞬間に行って!

次女ちゃんが授業参観で忘れ物をしたからこそ、

できたこと、しなくてもすんだことは何?

 


ママ

次女にとってのメリットは、

すぐに先生に教科書を借りに行った。

それで、緊張がほぐれて、リラックスして授業を受けられた。

いつも通りの姿をわたしに見せることができた。

ついでに、わたしにとってのメリットは、

次女が物おじせず先生に教科書を借りに行く姿を見ることができた。

忘れ物をしたら、どう扱われるかが確認できて、安心できた。

リラックスした普段通りの次女の姿をみることができた。

さっきまでモヤモヤしていたのに、

なんか、すごくすっきりしたよ!

 


左手ちゃん

すばらしい!

次女ちゃんが授業参観で忘れ物をしたことは、

次女ちゃんにとっても、ママにとっても、

デメリットと同じだけメリットがあったとい言える?

 


ママ

うん、言えるよ。左手ちゃん、どうもありがとう!

 

 

ママは、左手ちゃんの力を借りて、

幻想を外しながら、

次女ちゃんが授業参観で忘れ物をしたことに、

デメリットと全く同じだけ、メリットがあることを確認できました。

 

もし、お子さんが忘れ物をして困っている、イラっとする場合には、

是非、お子さんがごねることの、あなたのメリットを見てくださいね!

 

もし、一人では無理だけど、💮にしたい!という方は、

おしゃべり会、お悩み解消セミナー、個人セッションをご用意していますので、

是非、わたしにお手伝いをさせてくださいね!

 

続きます♪

 

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