第23話.子どもの急な病気。家族にうまく助けてもらうには?(その3)

 

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週末、ママの長女が急に水疱瘡(みずぼうそう)にかかりました。

水疱瘡になると、学校をしばらく休まなくてはなりません。

ママも、パパも、3月は仕事で忙しく、

できれば仕事を休みたくはありませんでした。

しかしママは、自分一人が仕事を休まなければならない気がして、

家族に助けを求めにくいと感じていました。

こんなとき、家族にうまく助けをお願いしたいですよね?

 

 

* このブログのお話は、家族が大好きな《わたし》の経験に基づき作成したフィクションです。 *

 

はじめての方は はじめに もあわせてお読みください♪

 

子どもの急な病気。家族にうまく助けてもらうには?」の

その1その2

もあわせてお読みください♪

 

*****

 

 

左手ちゃん

「病気の時ぐらい子どもと一緒にいてあげるべき」

って、ママが思うのはどうしてだろう?

「いつも一緒にいられないから子どもに申し訳ない」

って思ってるの?

 

ママ

それはあるね。

「母親は子どもと一緒にいてあげるべき!」

って、どこかで思っている。

 

左手ちゃん

その気持ち分かるよ。

でもね、子どもとずーっと一緒にいるわけにはいかないよね。

保育園でも、幼稚園でも、小学校でも、学童保育でも、

子どもに家庭以外の社会にもなじんでもらわないと。

 

ママ

それはそうだよね。

わたしが働いて、一緒にいない間、

子どもは社会との関わりを学んでいるんだよね。

それは、とてもよくわかるんだけど・・・。

自分が子どもの頃さみしかったからかなぁ。

 

左手ちゃん

ママのお母さんは働いていたもんね。

 

ママ

うん、働いていた。

だから、わたしは乳児の頃から保育園に行ったよ。

お迎えが一番遅くて、

一人でお母さんが迎えに来るのを待っていたのは、

とても寂しかったなぁ。

 

左手ちゃん

小さい頃のママはとても寂しいと感じたんだね。

ママはそのとき、一人だった?

 

ママ

一人だった。

だけど、先生もいた。

先生は保育園の中に三人くらいいた。

先生がね、抱っこしてくれて、

「お母さんはもうすぐ迎えに来るよ」

って、言ってくれたよ。

 

左手ちゃん

お母さんの迎えが遅かったとき、ママは一人ではなくて、

ちゃんと保育園の先生がいてくれたんだね。

ママが乳児から保育園にいって、

ママのお母さんが迎えにくるのが遅かったからこそ、

できたこと、しなくてすんだことって何だろう?

ママのお母さんが迎えにくるのが遅かった、

その場面に行ってみてみようよ。

 

ママ

うん。

 

 

ママは目を閉じて、

ママのお母さんが保育園に迎えにくるのが遅かった、

その場面に行きました。

 

あたりはもう真っ暗で、

先生と二人きりで教室にいる冬の場面でした。

 

 

左手ちゃん

ママのお母さんが保育園に迎えにくるのが遅かった、

その場面にいる?

 

ママ

うん。いるよ。

先生と二人で教室にいる。

 

左手ちゃん

ママのお母さんが迎えにくるのが遅かったからこそ、

できたこと、しなくてすんだことって何だろう?

 

ママ

保育園の先生を独り占めできた。

抱っこしてもらえて、一緒に歌を歌ってくれた。

家以外にも大事にしてくれるところがあると感じられた。

 

左手ちゃん

お母さんの代わりに、先生がやさしくしてくれたんだね。

家以外にも大事にしてくれるところがあると感じられたことは、

そのときのママにとって、安心できることなんじゃないの?

 

ママ

そうだね。

家でふざけて、お母さんから怒られて、

家の外に出されることもあったけど、

それでもなんとか大丈夫だと思えたのは、

家以外のところもあるから大丈夫、

と思っていたからかも知れない。

 

左手ちゃん

それは小さい頃のママにとっては、ものすごく大きな安心だね。

「家しか居場所がない」、と思っていると、追い詰められちゃうもんね。

 

ママ

確かに。

その点では、うちの子たちも、

家以外のところもあるから大丈夫、

と思っていると思う。

わたしはよくヒステリックに怒るからなぁ。

子どもたちはさぞかし、家以外の居場所に助けられていると思う。

保育園も、学校も、児童館も、

とってもよくしてくれて、楽しそうに行っているもの。

 

左手ちゃん

そうか。

ママの子どもたちにとっても、こころの安全基地が家以外にもあるんだね。

ママがヒステリックになることで、子どもたちが社会になじみやすくなって、

子どもたちが、しっかりとこころの安全基地をつくることに役立っているんじゃない?

ママがずっとやさしかったらさ、

子どもたちはママべったりで、家の外からでなくなっちゃうもんね。

 

ママ

まあそうだね。

そうやって、親子の適度な距離感を作っているんだね。

 

左手ちゃん

親子の適度な距離感。ママ、うまいこというね。

ではね、他に、

ママのお母さんが迎えにくるのが遅かったからこそ、

できたこと、しなくてすんだことって何だろう?

 

ママ

お母さんが迎えに来てくれたことが、とてもうれしく感じて、

お迎えに来てくれたお母さんを独り占めして、甘えられた。

 

あと、帰ったら、ご飯を食べて、お風呂に入って寝るだけだったから、

お母さんの手を焼かずにすんだ。

 

 

左手ちゃん

そうか、そうか。

お母さんに甘えられて、しかも、すんなり寝れたんだね。

お母さんに甘えて、うれしそうなママの姿が目に浮かぶよ。

とっても、うれしそうだね。

 

ママ

うん、うれしかった。

そうか、あのうれしい気持ちがあるから、

もしかしたら、わたしは今働いているのかも知れない。

 

左手ちゃん

え、どういうこと?

 

ママ

お母さんと一緒にいるとね、

はめをはずしすぎたり、ついついふざけちゃうから、

お母さんから怒られて、家の外に出されて、

「わたしなんかいなければよかった~」

って妄想して、つらいんだよね。

 

だけど、お母さんが働いているとね、

一緒にいる時間がそもそも短いから、

お母さんから怒られる機会もぐっと減るんだよね。

それに、「迎えに来てくれた!」と思うから、

お母さんに言うことを、聞きやすいし。

家に帰ってきた~という感覚も感じられるし。

 

 

ママは、お母さんが働いていたことのメリット、好都合なことにちゃんと気づいていて、

だからこそ、自分も子育てしながら働いていることを思い出しました。

働いて、子どもと一緒にいられないことに、デメリット、不都合なことがあるとすれば、

働いて、子どもと一緒にいられないことに、メリット、好都合なことも、必ず同じだけあるんですね。

ただ、そのことを意識していないだけなんですね。

そのことを思い出したママは、表情がふわぁっと明るくなりました。

 

 

ママ

左手ちゃん、不思議!

「いつも一緒にいられないから子どもに申し訳ない」

っていう感じはね、きれいさっぱり消えちゃった!

 

左手ちゃん

え?本当?

それは、よかったね。

きっとママが持っていた幻想が、一つ外れたんだね。

 

ママ
本当に不思議!

 

ママは

「働いて、子どもと一緒にいられる時間が少ないこと」

にもデメリットと同じだけメリットがあることが賦に落ちて、

「働いて、子どもと一緒にいられないから申し訳ない」

という気持ちが、自然と消えちゃいました。

それはもうびっくりするぐらいすっきりと。

 

この幻想が外れる感覚は、

「デメリットとメリットが同じだけあるらしい」と頭で理解して、

『デメリットとメリットが同じだけあるんだから、

 「働いて、子どもと一緒にいられないから申し訳ない」と思わなくたっていい!』

と思い込もうとする感覚とは、全然違うんですよ~。

 

 

 

続きます♪

 

 

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