第10話.ゲームのやりすぎはダメ?(その3)
♪ ご訪問ありがとうございます ♪
ゲームをなかなかやめないことで、長女と口げんかになったママ。
ゲームに夢中になって子どもに、言うことをきかせようと思って、
つい感情的に怒ることありますよね?
ヒステリックに怒ったことに落ち込むママは、
口げんかになったことのイヤ~な感情をしっかり感じてみました。
すると、思わぬ感情が浮かびあがってきました。
* このブログのお話は、家族が大好きな《わたし》の経験に基づき作成したフィクションです。 *
「ゲームのやりすぎはダメ?」の その1、その2、その4 もあわせてお読みください♪
*****

なんか、大ものがひっかかった手応え?
人のせいにされるのはイヤ?

絶対イヤ!

それは、なんでだろう?
人のせいにされるのは、そりゃイヤだけどさぁ、
ママはものすごくイヤだと感じているよね?

自分が否定されている気がするから。

自分を否定されるような気がするんだね。
それはイヤだよね。
ではね、ママが人のせいにするのはいいの?

それはいい。っていうか、仕方がない。
人のせいにしないと自分がつぶれるから。

ママは、人のせいにしないと、
自分がつぶれちゃうような気がしているの?
子どもたちは人のせいにしてはダメで、
ママは人のせいにしていいならさぁ、
本当に安心させないといけないのは、
子どもたちじゃなくて、ママなんじゃないの?

あ・・・。

ママは、人のせいにすることで、自分がつぶれずにすんでるんでしょ?
だったら、子どもたちだって、人のせいにしてもいいじゃないの?
子どもがつぶれずにすんだ方がいいんじゃない?
ママは子どもたちが何でも自分で責任を持ってつぶれてほしいの?

そりゃ、イヤだよ!イヤ!つぶれちゃイヤ!
だけど、わたしのせいにされるのはイヤ!

確かにね。子どもたちにもつぶれてほしくないし、
自分もつぶれたくないよね。
でも、矛盾しているんだよね。この2つは。
ママはどうして、自分がつぶれちゃうと感じていると思う?

わたしのせいにされるのを避けるために、
なんでもそつなくこなしたいから。

ママは自分が理想通りにすれば、つぶれないと思っているんだね。
ここまでのことをちょっと整理するよ。
今のママは、
■ ママは自分のせいにされるのがイヤ
■ 自分のせいにされないように、幻想をたくさんもつ
■ 実現できず、ヒステリックになる
と、ヒステリックになることで落ち込んでいる。
理想は「子どもたちが自分の人生に責任をもてるようになること」、だよね?

うん、そう。

子どもたちが自分の人生に責任をもてるようになるために、
理想というか、幻想にしがみついているのは有効なのかなぁ?
だってね、幻想は実現することがないんだよ。
どんなことだっていい面だけがあるわけじゃないんだよ。

そうなんだけどね。
どうしても、そう思ってしまうの。

今、ママがしているように、子どもたちが遭遇するであろう障害を
ママが事前にとりのぞいているんじゃ、
子どもたちは、ママ任せになるかもしれないよ。
そうしたら、子どもたちは、自分の人生に責任をもたないんじゃないのかなぁ。どうだろう?


自分の人生に責任をもつ力ってね、
どうやってはぐくまれると思う?


そうだよね。
それは、例えば、ゲームをやり過ぎて、生活に悪影響があったとしても、
「それはゲームやりすぎたから、仕方がないやって」、
自分で責任をとるというか、誰かの責任だなんて考えずに、特に気にしない。
そういうことなんじゃないのかなぁ?

そうかもしれないね。

「ママがゲームを止めてくれなかったから~!!」
って、子どもが言ったとしてもね、
一緒に決めたルールを破ってまでゲームをやったんだから、
「自業自得でしょ!」、でいいんじゃないのかなぁ?

左手ちゃんに話を整理してもらって、
「自分のせいにされるのがイヤ!」
という思いがだいぶ小さくなりました。
続きます♪
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